企業を取り巻く環境が大きく変化するなか、将来の経営を担う「次世代リーダー」の育成が、これまで以上に重要になっています。
一方で、人材育成を担当する方からは、次のような声も聞かれます。
- 現在の階層別研修だけで、経営人材を育成できるのだろうか
- 社内研修と外部研修を、どのように使い分ければよいのか
- 越境型研修には、どのような効果があるのか
- どの年代・役職の社員を対象にすればよいのか
本記事では、階層別研修・選抜型研修・越境型研修の違いと、次世代リーダー育成において重視したいポイントをご紹介します。
階層別研修とは
階層別研修とは、新入社員、若手社員、管理職、部長など、役職や年次ごとに必要な知識・能力を習得する研修です。
対象となる社員に共通して求められる役割や行動を学べるため、組織全体の基礎力を高めるうえで有効です。
一方、幅広い社員を対象とするため、将来の経営を担う人材に必要な経営視点や、企業価値向上に関する実践的な学びまでは、十分に扱いにくい場合があります。
選抜型研修とは
選抜型研修とは、将来の経営幹部候補となる社員を選び、集中的に育成する研修です。
対象者は、部長・室長クラスを中心に、企業によっては課長クラスから選抜されることもあります。年齢では40代前後が一つの目安ですが、役職や年齢だけでなく、「将来の経営を担う候補者であるか」という観点で選定することが重要です。
選抜型研修では、日常業務に必要なスキルだけでなく、経営戦略、財務、資本市場、組織・人材、社会課題など、経営者に求められる幅広い視点を身につけることが期待されます。
越境型研修とは
越境型研修とは、自社の組織や業界を越え、異なる企業・業界の参加者とともに学ぶ研修です。
社内研修では、共通の企業文化や前提を持つ社員同士で学ぶことになります。それに対して越境型研修では、異なる経験や考え方を持つ参加者との議論を通じて、自社の常識を客観的に捉え直すことができます。
また、他社の次世代リーダーと継続的に学ぶことで、研修終了後にもつながる社外ネットワークの形成が期待できます。
次世代リーダー育成に求められる「アウトプット」
研修で新しい知識を得ることは重要ですが、講義を聞くだけでは、学んだ内容を実際の経営判断に生かすことは容易ではありません。
次世代リーダーの育成では、インプットした知識をもとに、自ら考え、議論し、自分の言葉で発信する機会が必要です。
例えば、実在する企業を研究し、その企業が抱える経営課題や成長戦略を分析することで、受講者は経営者の視点から物事を考えることになります。
さらに、チームでの議論や研究成果の発表を通じて、次のような力を実践的に鍛えることができます。
- 複数の情報から経営課題を読み解く力
- 異なる意見を取り入れ、議論をまとめる力
- 自らの考えを論理的に伝える力
- 企業価値向上につながる施策を構想する力
ストラテジー・アドバイザーズが目指す次世代リーダー育成
ストラテジー・アドバイザーズ(SA)は、資本市場を基盤として事業を展開しています。
当社が研修を提供する目的は、単に経営知識をインプットすることではありません。
将来の経営を担うリーダーを育成し、その人材が企業価値の向上を実現することで、持続的な株価向上にもつなげていくことを目指しています。
プログラムは、10年以上にわたって企業研修に携わってきた竹中と藤田が中心となり、設計しています。
講師には現役の経営者や各分野の実務家を迎え、理論だけでは得られない、実際の経験に基づく「現役の声」を届けています。
インプットだけで終わらない1年間
当社の研修では、講師から知識や経験を学ぶだけでなく、7~8名程度のチームで企業研究に取り組み、最終的に研究成果を発表します。
受講者には一定の負荷がかかりますが、企業研究の過程では、コンサルタントやアナリストがメンターとして伴走します。
1年間を通じて、インプット、議論、企業研究、発表を繰り返すことで、経営者の視点から企業を捉え、自ら考え抜く力を養います。
また、他社の次世代リーダーと濃密な時間を共有することは、業界や会社を越えた人脈づくりにもつながります。
自社に合った研修を選ぶために
どの研修が適しているかは、企業が育成したい人材像や、現在の研修体系によって異なります。
まずは、次の点を整理することが大切です。
- 社内研修と外部研修のどちらが中心か
- 階層別研修と選抜型研修のどちらを実施しているか
- 他社の受講者と学ぶ越境型プログラムを導入しているか
- 研修が講義中心か、研究や発表まで行っているか
- どの年代・役職を次世代リーダーとして育成したいか
- 現在の研修で不足しているテーマは何か
当社では、複数のテーマに応じた次世代リーダー育成コースを用意しています。
既存のコースでは十分に対応できない場合には、対象となる役職、人数、育成テーマ、実施期間などを伺い、各社の課題に合わせた個社別研修を設計することも可能です。
まずは実際の研修をご覧ください
年間研修への派遣を検討するにあたり、研修内容や受講者の様子を実際に確認したいという企業の方には、オブザーバーとしてご参加いただく機会も設けています。
また、コースによっては、前期・後期に分けた参加についてもご相談いただけます。
次世代リーダーの育成や、現在の研修体系に課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
【各研修コースの詳細はこちら】
https://www.strategy-advisors.co.jp/event/a1-course
https://www.strategy-advisors.co.jp/event/a2-course
https://www.strategy-advisors.co.jp/event/a3-course
【オブザーバー参加及び個社別研修に関するお問い合わせはこちら】
